VORVADOS ENGINEERING 始動!お取り扱い開始しました

UPDATE:2023.09.27

「VORVADOS ENGINEERING(ヴォルヴェイドスエンジニアリング)」は、Galneryusのギタリストとして活躍するSYU氏が立ち上げたブランドです。

ギタリストとして多忙な日々を送りながら、毎夜毎晩エフェクターを精力的に設計・製作。その数は既に数百個を越え、実際に自身のライブでも使用されてきました。
その経験を活かし、2023年9月23日に満を持して自身のブランド「VORVADOS ENGINEERING」を始動!

第一弾として「VORVADOS_OVERDRIVE」をリリース。
全国のESPダイレクトショップおよびBIGBOSSにて、10月1日(日)より受注受付を開始いたします!

さらに、発売を記念して、SYU氏にブランド立ち上げの経緯やエフェクターについてお伺いしました。

VORVADOS_OVERDRIVE

VORVADOS_OVERDRIVE
販売価格¥35,200(税込)

基本的な使用方法としては、GAIN, BURNをうまく融合させて独自のサウンドを作り、クランチさせたアンプのプッシュに使う、ブースト的な役割のべダルです。

このペダルの最大の強みは”音の立ち上がりの速さ”です。特にHR/HMの速弾きギタリストにうってつけのオーバードライブです。
GAINとBURNのつまみはそれぞれ独立して動き、GAINつまみは、右に回すと、内部のオペアンプICをブーストしていき、ミドル豊かなブーストサウンドを生み出していきます。BURNつまみは、右に回すと内部のMOSFETをブーストし、こちらも抜けの良い、そして立ち上がりの早い切れ味のあるブーストサウンドを生み出します。
この2つのつまみの生み出す効果をブレンドさせて、唯一無二のサウンドを作ることが出来ます。

[コントロールの説明]
LEVELつまみ(左上)は、文字通り音量を調節するつまみです。GAINつまみ(右上)は、内部のオペアンプの歪みの量を制御し、右に回すほど歪んでいきます。
つまみを最小値にしても、少し歪みが残っている状態に設定しています。
BURNつまみ(左下)は、内部のMOSFETの歪みの量を制御し、右に回すほど歪んでいきます。つまみを回す際にガサガサと音がしますが、仕様ですので故障ではありません。
TONEつまみ(右下)は、右に回すほどハイが出るようになり、左に回していくとハイを押さえていく働きを持っています。

[音作りについて]
基本的な音作りに関しては、LEVEL, GAIN, TONEで行う事ができ、そのサウンドはいわゆる”オーバードライブ的な”サウンドになります。そこにプラスアルファする形でBURNの音量を加えていく、というのが一番わかりやすい音の作り方です。慣れてきたら、GAINを最小値にして、BURNつまみの方で歪みを増やす、なんてことも大入りアリな方法です。

[SYUおすすめセッティング]
(1)オーバードライブ・セッティング(シングル、ハムバッカーP.U問わず)
LEVEL:MAX
GAIN:10時前後
BURN:最小
TONE:12時~13時

(2)BOOSTありのプッシュアップ(シングル、ハムバッカーP.U問わず)
LEVEL:MAX
GAIN:8時前後
BURN:10時前後
TONE:センター

[~SYU氏のコメント~]
ギタリストSYUが弾いた時の感じをインプレッションします。
 自分で作ってどうしても贔屓目で見てしまうところがあるんですけれども、そこを何とか他よりも悪いっていう目線で厳しくやっていたんですけれども、「VORVADOS_OVERDRIVE」に関してはとにかく音の立ち上がりが早くて、速弾きがめちゃくちゃし易いんです。音抜けも申し分なくあるんで、このGAINとBURNつまみの動作で音色が結構変わってくる。ミドルの出方が結構変わってくるから、そこらへんのね、音作りも非常に楽しいペダルですね。
 ブースターが内蔵されているってことで、非常にノイズが出やすいと最初は思って色々と作業していくと、その中でベストなバランスを見つけることができました。

Galneryus SYU 「VORVADOS ENGINEERING」始動!

 

「ほぼ毎日、夜はペダルで、昼間は練習」
 ━━━
早速ですが、この「VORVADOS ENGINEERING」を立ち上げるに至った経緯をお聞かせいただけますでしょうか。
 立ち上げに関しては、そもそも僕がエフェクターをいじくるようになり、しまいには自作するようになっていて。もう本当にボコボコとペダルを作っていくことなって。
それをライブで使ったりしていきつつ、その途中でブースターを出させていただいたんですけれども、その時も回路の設計部分で僕も携わらせていただいて、『ああでもない』『こうでもない』と本当に色々やって。
 それがリリースっていう形になって、そしたら自分で全て担ってブランドとして商品をリリースしても、もっと面白い事になるんじゃないかなと、もっと自由度も高まるしって考えたら『全部自分でやりたい!』みたいな気持ちがこう芽生えまして、ブランドを作りリリースするっていうのをまず目標に、自作をずっと続けてきたというような感じですね。

━━━2、3年くらい前でしたね。SYUさんのX(Twitter)などで結構自作を発信されてましたね。
 もう、本当にまる3年くらい。ほぼ毎日、夜はペダルで、昼間は練習で(笑)
 それでやっていきまして、一緒に(製作を)やるメキシコ人に、彼に本当にケースの配線の仕方から、何から何まで最初教わって。
 師匠として色々と教えてもらいながらやってきたもので、いざ「VORVADOS ENGINEERING」を立ち上げる時に、僕自身だけでやるのではなく、より信頼できる仲間として『やってください』と彼に頼んだら、快諾してもらって。
 基本的に製作実績もすごく多い人ですし、この人の音のファンというのも実際非常に多いと思いますし、そういった感じで信頼性のあるサウンドと、手に取った人が驚くようなキャッチーな音を作ることが出来る人なので、この人と一緒にやれば絶対に間違いないと思って、二人で始めようとなりました。
 こう盤石な体制を整えて『やる!』ってなったんですけど、僕の方は、もう毎日毎日違うオーバードライブを作っては鳴らして、作っては鳴らしてをやっていて、あれいい、これいいって毎日違う感じになるんで、何時までもリリースができないでしょ。言うたらループに陥っちゃって。それで、これはちょっと『いい加減にしろ自分!』と思って。
 もう区切りをつけなきゃいけない。その意味も込めて、自身の誕生日である923日っていうところを最終地点として設けて、その時にブランドを立ち上げる!絶対に日本で発売をする!っていう気持ちをもってやってきた感じです。

━━━相当な試行錯誤をされてきたという事が伝わってくるのですが、どれくらい製作したのですか?
 もう300以上です。本当にオーバードライブばっかり。
 でも色々作っていく中で、自分の好きな帯域を出してくれるとか、自分の好きな圧を出してくれるものって結構限られてくる。何百個のうちのほんの片手で数えられるくらいの数だと思うんです。色々作っていくにしても、残っていった音たちだったんですよ。発売させてもらうのって。
 その中でさらにユーザーの人が使っていく中で面白い機能が入っていたらいいなとか、そういう風に考えてどんどん改良を重ねていったという。そんな感じで本当に何百個と作ってきた中で生き残った回路たちが製品になっていく、そんな感じでございます。

「自分の中で非常に大事になってきている」
 ━━━
VORVADOS」のブランド名の由来や、この名前に込めた想いなど教えていただけますか?
 この「VORVADOS」っていう名前は、僕のソロ作品で出してもらったアルバムから引用しています。もともとは造語ではあるんですけど、燃ゆるもの、みたいなイメージを持った言葉で、自分自身が燃えていない時が無いくらい、音楽に対しても、ギターに対しても、音作りに関しても、とにかく常日頃燃え上がってるんで、悪い意味でも燃え上がってるんで()、自分自身を象徴する名前かなっていう風に思って、ブランドの名前にもしました。
 ブランドの名前にもしましたけど、この「VORVADOS」っていう名前は、自分の中で非常に大事になってきているなっていう風に感じます。

━━━
今回リリースされる「VORVADOS_OVERDRIVE」は、どのようなエフェクターでしょうか?
 はい。ギタリストSYUが弾いた時の感じをインプレッションします。
 自分で作ってどうしても贔屓目で見てしまうところがあるんですけれども、そこを何とか他よりも悪いっていう目線で厳しくやっていたんですけれども、「VORVADOS_OVERDRIVE」に関してはとにかく音の立ち上がりが早くて、速弾きがめちゃくちゃし易いんです。音抜けも申し分なくあるんで、このGAINBURNつまみの動作で音色が結構変わってくる。ミドルの出方が結構変わってくるから、そこらへんのね、音作りも非常に楽しいペダルですね。
 ブースターが内蔵されているってことで、非常にノイズが出やすいと最初は思って色々と作業していくと、その中でベストなバランスを見つけることができました。

「今日どれなん?」
━━━たくさんの試作も作られてきたとのことですが、製作の苦労話や失敗談などはあったのでしょうか?
 そうですね、失敗は常にしていますね。本当に僕自身まだまだ成長段階で、謎のメキシコ人に教えてもらえなかったらもっと大変なことになっていた事も本当に沢山あって。
 今、現状の自分たちのベストが今ここにありますので、これからも、もっと自分たちのサウンドをアップデートしていけるように頑張っていきたいと思っております。

━━━
今の時点でものすごく注目している方々が沢山いらっしゃると思います。その方々にSYUさんからメッセージや、どんな方に手に取ってほしいなどございますか?
 そうですね。SYUを応援してくださっている方はもちろんなんですけど、僕がいつも考えていることで、例えばこのペダルを使う方が僕の事を知らなくても、『このペダルは汎用的で良い音がするなって』思って使えるように、SYUが好きだからこのペダルを買うのではなく、このペダルが好きだから買う。みたいな感じで使っていただけるようなものを作りたいなと思っております。
 なので、僕の音が出せるといえば出せるんですけど、僕っぽくない音もどんどん出していけます。ユーザーの方々がそれぞれ好きな音を模索していけるような、汎用性のあるペダルだと思っておりますので、SYUの音っていう風にあまり強く考えずに、柔軟な気持ちでトライしてもらえると嬉しいかなと思います。

━━━冒頭でおっしゃていましたが、自分で作ったペダルを実際にライブで使われてたこともあるんですか?
 はい。言うたらもう自分自身が人柱みたいになって(笑)。もしその現場でいい音が出なかったとしても自分のせいだって、仕方ないっていう感じで。
 その時のベストを、いつも取っ替え引っ替え持ってきて、ツアーがあったら本当に各地全然違う。なので、(スタッフも)困ってました(笑)「今日どれなん?」って。

━━━でも、そういったプロの現場での過程を経てきたものという事が、ものすごい説得力をもっているのではないでしょうか?
 「VORVADOS_OVERDRIVE」に関しては、最新の「SYU撃」2か所でもすでに使っていて、感触もしっかり得ているところもあるから、これからが楽しみかなと。頑張りますね!

VORVADOS_OVERDRIVE
販売価格¥35,200(税込)
全国ESPダイレクトショップおよびBIGBOSS全店にて10月1日(日)より受注受付開始!

試奏動画

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