ESPブランドの中でも、コストパフォーマンスに優れたエントリーモデルとなるGrass Roots(グラスルーツ)。
今回はそのラインナップの中から現代の多様な音楽ジャンルに対応出来るG-SNAPPERシリーズをフィーチャーしていきます。
初めての一本でこれから始める方や、自分に合った1本を探している方は、ぜひ参考にしてみてください!
UPDATE:2025.01.09
ESPブランドの中でも、コストパフォーマンスに優れたエントリーモデルとなるGrass Roots(グラスルーツ)。
今回はそのラインナップの中から現代の多様な音楽ジャンルに対応出来るG-SNAPPERシリーズをフィーチャーしていきます。
初めての一本でこれから始める方や、自分に合った1本を探している方は、ぜひ参考にしてみてください!
ラインナップと共通の仕様
現在、Grass Roots SNAPPERシリーズは
・G-SNAPPER-DX
・G-SNAPPER-CTM
・G-SNAPPER-CTM/P
の3機種がラインナップされていますが、まずは共通の仕様を探ってみましょう!
G-SNAPPERのボディは、ESPモデルと同様に、トラディショナルなSTタイプをベースにしながら、よりコンパクトに設計されています。
そのため、次のような特長があります。
(1)軽量・コンパクト | お部屋でも取り回しが良く、ギターを抱えたまま長時間練習しても疲れにくいです。 |
(2)抱えやすいボディ | 抱えた時のフィット感が向上。正しい演奏姿勢がとりやすく、練習効率の向上にも大きく影響します。 |
(3)バランスの良い重量設計 | ストラップ使用時でも安定感があります。 |
(4)持ち運びのしやすさ | ギグバッグやハードケースに収めてもかさばらず、軽い。電車やバス移動、徒歩での持ち運び時に疲れにくいです。 |
ギターのヘッドデザインは、単なる装飾や機能的な役割以上に、ブランドの個性やアイデンティティ、音響的な特性、さらには実用性に深く関わっています。
ESPのHSヘッドシェイプは、SNAPPERシリーズに採用されている独自のヘッドデザインです。
プレイヤーに高い演奏性とチューニングの安定性を提供しつつ、伝統的なギターの美学とモダンな機能性を融合した洗練されたデザインとなっており、多くのギタリストから高い評価を受けています。
G-SNAPPERシリーズにも、同じヘッドデザインが採用されています。
スタンダードなギターですと21フレットや22フレット仕様のギターが多いのですが、G-SNAPPERは24フレットまでありますのでギターソロなどでフレットが足りない!といった事なく演奏する曲目が幅広く選べます。
1. ハイポジションの演奏性を高める「スターカットジョイント」
ネックとボディの接合部には、ESP独自の「スターカットジョイント」を採用しています。
「スターカットジョイント」は、ネックとボディの接合部を斜めにカットすることで、ハイポジションでの演奏性を向上させる設計です。これにより、高音域のフレットにスムーズにアクセスでき、演奏時のストレスを軽減します。
2. サテンフィニッシュのネックグリップ
ネックグリップは、光沢の少ないサテンフィニッシュ(艶消し塗装)仕上げです。
マットな質感としっとりとした感触により、滑りやすくスムーズなネックの移動が可能となります。
手汗や湿気の影響を受けにくいため、長時間の演奏でもベタつかず快適です。
ギターを長く快適に使うためには、定期的なメンテナンスが重要です。
G-SNAPPERシリーズは、プロユースのギターと同様に、メンテナンスを行いやすい構造を採用しています。
1. ネックの反り調整が素早く行えるホイールナットを搭載
ボルトオンタイプのギターのネックが反った場合、多くはネックを外してトラスロッドを調整する必要がありますが、ホイールナットの場合その手間が不要で、実際に弦を張ったまま正確な微調整を行うことができるという大きなメリットがあります。
2.ダブルアクショントラスロッドの採用
トラスロッドは順反り、逆反り両方に対応出来るダブルアクショントラスロッドを採用しています。
それではここからは、それぞれの特徴などを探ってみましょう!
G-SNAPPER-DXの特徴
1番リーズナブルな価格のG-SNAPPER-DX、まず特徴的なのはハムバッカータイプのピックアップが2基搭載されています。
ブリッジはトレモロレスのフィクスドタイプが搭載されております。
また、豊富なカラーバリエーションの中から、お好きな色を選ぶことも楽しいですね!
シンプルなギターで余計なものは要らない、という方にはこちらをオススメします。
G-SNAPPER-CTMの特徴
杢目が綺麗なキルテッドメイプルトップ仕様、シンクロナイズドトレモロでアーミング奏法が可能となっています。
ピックアップはS-S-H配列となっています。
さらに、マスタートーンを引っ張るとスイッチになっており、Coil Spilitでシングルコイルサウンドも楽しめる仕様になっています。
音色のバリエーションが多く、これ1本で幅広い音楽のジャンルをカバーしたい、という方におすすめです。
G-SNAPPER-CTM/Pの特徴
こちらはネック側のピックアップがP90タイプのシングルピックアップとなっており、荒々しくコードをかき鳴らしたい方にはうってつけの一本となっています。
G-SNAPPER-CTMと同様にシンクロナイズドトレモロ、マスタートーンを引っ張るとスイッチになっておりCoil Spilit(リアのみ)でシングルコイルサウンドも楽しめる仕様になっています。
いかがでしたでしょうか?
G-SNAPPERシリーズは、ESPのプロフェッショナルなDNAを継承しながらも、色々な音楽ジャンルに対応可能なエントリーモデルとして魅力的なラインナップを揃えています。特に、24フレット仕様やスターカットジョイント、ホイールナットなど、実用的な機能が充実しており、初心者から上級者まで幅広いプレイヤーに対応します。
シンプルな操作感のDX、S-S-H配列のピックアップとアーミングも可能なCTM、P90ピックアップを搭載したCTM/Pと、どのモデルも特徴があって、プレイヤーの個性を最大限に引き出すギターとなっています。
Grass Roots SNAPPERシリーズは、これからギターを始める方にも、さらなる音楽の幅を広げたいプレイヤーにもおすすめできる万能モデルです。
ぜひ、ギター選びの参考にしていただければと思います!
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