サウンド、ルックス、予算。失敗しない EC 選びはこれだ! ESP / E-II / GrassRoots 徹底解説

Created: 2025.11.14

EC シリーズの洗練されたルックスとパワフルなサウンドに、一度は憧れを抱いたことがあるのではないでしょうか?
しかし、ESP、E-II、GrassRoots と複数のブランドがあり、さらに、E-II の中でも種類があり、7万円台から70万円超まで幅広く「結局どれを選べばいいの?」と迷ってしまう方も多いはずです。

ご安心ください。ESP 直営の BIGBOSS ONLINE MARKET が、あなたの予算、求めるサウンド、そして志向に合わせて、最適な EC への「最短ルート」を徹底解説します。


この記事は、

  • どんな EC を選んだらいいか迷っている
  • それぞれどんな特徴があるのか知りたい!

そんなあなたに向けて書いています!

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EC シリーズの歴史と「モダン・シングルカッタウェイ」の誕生

ESP EC シリーズの歴史と背景

ESP EC シリーズは、トラディショナルなギターシェイプを ESP 独自のモダンな解釈で再構築したモデルとして誕生しました。

1. 誕生の背景:モダンロックへの適応

EC シリーズが開発された背景には、1980年代後半から1990年代にかけてのモダンヘヴィネスやハードコア、オルタナティブロックといったジャンルの台頭があります。

・伝統的なシェイプの需要

多くのロックギタリストが、トラディショナルなシングルカッタウェイデザインのギターのルックスやミッドレンジのサウンドを好みましたが、ESP が当時得意としていたのは、フロイド・ローズを搭載した尖ったシェイプ( Horizon 、M-II など)が主流でした。

・演奏性の課題の解決

伝統的なシングルカッタウェイギターは、高フレットへのアクセスや重量、取り回しの点で、テクニカルなプレイが求められるモダンロックには必ずしも最適ではありませんでした。

ESP は、これらの課題を解決し、「トラディショナルなルックスを好みつつ、モダンなスペックと高い演奏性を求めるギタリスト」のニーズに応える形で EC シリーズを投入しました。

2. コンセプト

「伝統の再定義」と「実戦仕様」

EC シリーズのコンセプトは、「伝統を踏襲しながら再定義されたシングルカッタウェイ」です。

・モダンな演奏性の追求

薄型化とバックカット

伝統的な厚く重くなりがちなボディを、多くのモデルで薄型化し、さらにボディ裏側にバックカット(コンター加工)を施すことで、軽量化と体へのフィット感を向上させ、ステージでの取り回しを格段に向上させました。

・ハイフレットへのアクセス

Set-thru

ジョイント部分の設計を工夫することで、セットネック構造でありながら、ハイフレットでの演奏性を高めています。
*E-II , LTD , GrassRoots のみ。

・パワフルなサウンドの追求

初期から、EMG などのアクティブ・ピックアップが積極的に搭載され、ゲインを高く設定しても音が潰れず、芯のあるパワフルなサウンドが得られるように設計されました。これは、特にヘヴィミュージックを志向するギタリストにとって大きな魅力となりました。

・堅牢性の確保

ペグにはゴトー製のロック式チューナー、ブリッジにはトーンプロス製のロック機構付きブリッジなど、チューニングの安定性と弦振動をロスなく伝えるための高品質なパーツが採用されました。

3. 歴史的な位置づけ

グローバル展開の象徴
EC シリーズは、ESP のグローバル展開において非常に重要な役割を果たしました。

・LTDシリーズの柱

海外向けブランドである LTD(現在は日本国内では一部を除き展開されていません)において、EC シェイプは最も人気のあるモデルの一つとなり、世界中の多くのバンドで使用されました。

・E-IIシリーズへの継承

2015年には ESP USA がディレクションする E-II シリーズが誕生した際も、EC シリーズは中心的なモデルとしてラインナップされ、モダンロックギターの「世界基準のニュースタンダード」としての地位を確立し現在では世界中のアーティストが使用するモデルに成長しています。

EC シリーズは、伝統的なシェイプを参考にしつつ、ESP の革新的な技術とモダンな感性を融合させた、現代のロックミュージックにおける「シングルカッタウェイ」の新しい形として、現在も進化を続けています。

EC 愛用アーティストと、EC を選ぶべき理由

ECシリーズを愛用するアーティストたち

EC シリーズは、そのモダンな仕様と強烈なダイナミクスから、世界中のヘヴィミュージックシーンを牽引する多くのギタリストに選ばれています。

・代表的な使用アーティスト

EC シリーズのコンセプトを体現する代表的なプレイヤーは、METALLICA(メタリカ)のギタリスト、James Hetfield(ジェイムズ・ヘットフィールド)です。

彼は、EC シェイプをベースとしたシグネチュアモデルを長年にわたり愛用しており、そのモデルには EC シリーズの持つモダンな演奏性とパワフルなアクティブピックアップの哲学が色濃く反映されています。

メーカーサイトはこちら>>

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また、EC シリーズのモデルやそのデザインは、以下のような幅広いジャンルのアーティストにも選ばれています。

オルタナティブ・メタル / ハードロック
EC の堅牢な構造とモダンなサウンドは、ダイナミックなパフォーマンスが求められるシーンで絶大な支持を得ています。

ゴシック・メタル / メロディック・デス
そのトラディショナルながらも邪悪な雰囲気を漂わせるルックスは、ダークな世界観を持つバンドのステージを飾るのに最適です。

EC シリーズは、単なるエレキギターとしてだけでなく、現代のロックの最前線で「戦うためのツール」として、プロフェッショナルな現場での信頼を勝ち得ています。

その他アーティストはコチラ↓

予算・志向別!失敗しないECの選び方(3ブランド比較)

迷ったらこの選び方!

EC シリーズは、そのルックスのコンセプトこそ共通していますが、ブランド、生産体制、そして目指すサウンドによって明確に役割が分担されています。あなたの予算と志向に合わせて、最適なモデルを選ぶためのロードマップをご覧ください。

1. 【究極の品質で選ぶなら】技術の粋を集めた最高峰:ESP Original Series EC

「生涯使える相棒が欲しい」「究極のサウンドレスポンスを求める」というギタリストに選ばれるのが、ESP Original Series EC です。
常に在庫薄で即納品があった場合は即購入することをオススメします!

・職人技の結晶

厳選された最高の木材を使用し、ESP の熟練したクラフトマンが一本一本丁寧に組み上げます。
特にネックジョイント部やボディのバックカットの仕上げは、他ブランドでは体感できないフィット感と演奏性で、世界のトッププレイヤーがこのギターを使う理由が実感できるはずです。

・ここがポイント

弾き手に即座に反応する高いレスポンスは、カスタムオーダーのベースとしても選ばれる理由です。EC というギターの最高峰の演奏体験を約束します。

2. 【実戦力で選ぶなら】プロも納得の即戦力とモダンな仕様を追求するあなたへ: E-II EC Series

「プロの現場でも使えるクオリティが欲しい」「モダンなスペック( EVERTUNE、FISHMAN Fluence など)が必須」「でも納期は待てない」という方に最適なのが、E-II EC シリーズです。

・特徴

ESP USA がディレクションしつつ、日本国内で製造される実戦仕様のシリーズです。モダンなパーツ構成(アクティブ PU、EVERTUNE など)と高いクオリティを両立しています。

・選び方のキーワード

「コスパ最強」の即戦力として、「モダン」なサウンドとクオリティを「待たずに手に入れたい」ギタリストに最適です。

・コスパ最強の秘密!

ESP USA がディレクションしつつ、日本国内で製造される実戦仕様のシリーズです。

・ここがポイント

E-II の EC は、現代の要求に応える『モダンサウンドの玉手箱』です。EMG や FISHMAN Fluence といったアクティブ PU、そして究極のチューニング安定性を誇る EVERTUNE ブリッジなど、即戦力となるモダンなパーツが標準装備されています。
ゲインを上げても芯がブレない、現代のラウドミュージックに最適なサウンドを即座に手に入れられます。」

3. 【カッコいい×弾きやすい×予算を抑えたいあなたへの最適解!】ミドル・エントリークラス:GrassRoots G-EC Series

トラッドなルックスとモダンな弾きやすさの両立!

・特徴

 EC シリーズの洗練されたルックスと重厚な存在感を、最も手軽に手に入れられるミドル・エントリーモデルです。主に海外で生産することで、コストを抑えながらも、高額なギターに負けないステージ映えを実現しています。

・選び方のキーワード

「最高のルックスで始めたい」「最初の1本で差をつけたい」という方に最適な選択肢です。
トラディショナルなルックスが好みだけど軽量で持ちやすさ、ハイポジションの演奏性も重視しつつ、予算も抑えたい方に。

・ここがポイント

GrassRoots G-EC は、見た目はトラディショナルな王道ギターの魅力を持ちながら、EC シリーズのコンセプトであるモダンな演奏性を継承しています。

例えば、ボディの裏側のカット(バックカット)が施されているため、トラッドなギターよりも軽く、体にフィットしやすいのが特徴です。また、ハイポジションまで手が届きやすい設計も引き継いでいます。

「王道のルックスが好きだけど、重いのは嫌だ」「予算を抑えつつ、どんなプレイにも対応できる万能なギターが欲しい」という、あなたのわがままを叶える最初の1本です。

 

4. 【まとめ】予算・こだわり別 おすすめEC比較

さて、EC シリーズの歴史、そして3つのブランドの立ち位置をご理解いただけたところで、最後にあなたの「予算とこだわり」に応じた最適な EC シリーズをまとめます。

1. コスト最優先

予算を抑えつつ「憧れのルックス」を手に入れたいなら迷わず GrassRoots G-EC シリーズを選びましょう。

7万円台という予算で、ESP EC の象徴的なデザインと基本的な演奏性を手に入れることができます。「まず形から入りたい」「最初の1本で挫折したくない」という方にとって、最も手に入れやすい選択肢です。

2. 「モダンな実戦力」と「ハイクオリティ」を求めるなら

E-II EC シリーズが最適解です。

20万円台〜30万円台の価格帯で、日本製造の高いクオリティと、EMG 、FISHMAN Fluence、EVERTUNE といった現代のプロが求めるモダンなスペックを両立しています。コストパフォーマンスに優れており、「現場で即戦力になるモダンギターが今すぐ欲しい」という、最も多くのギタリストの要求に応えるシリーズです。

3. 「究極の品質」と「一生モノの相棒」を求めるなら

ESP Original Series EC をお選びください。

70万円以上のハイエンドな価格帯ですが、それは日本の熟練クラフトマンによる徹底的な木材選定と、妥協のない組み込み技術の証です。弾き手のアクションに即座に反応する「究極のレスポンス」は、他の追随を許しません。最高の演奏体験を求めるプロフェッショナル、そして「生涯を共にする一本」を求める方に唯一無二の存在です。

全国の ESP ダイレクトショップ & BIGBOSS の商品がまるわかり!BIGBOSS ONLINE MARKET

ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます。
ご予算、求めるサウンド、そして志向に合わせて、最適な EC への「最短ルート」を徹底解説してまいりました。

当店 BIGBOSS ONLINE MARKET では、今回ご紹介したモデルをはじめ、豊富なラインナップをご用意しております。
ぜひ下記のショッピングページより、詳細や在庫状況をご確認くださいませ。

さあ、あなたの求めるサウンド、予算、そして志向に合わせた「運命の EC 」を見つけてください!

商品一覧はこちらから

E-II EC Series

GrassRoots G-EC Series

BIGBOSS だからできる!「買って安心、使って安心」の極上サポート

安心&お得が揃った購入特典!

1. 安心セットアップ

EC シリーズはどれを選んでも間違いはありませんが、長く愛用していただくには購入後のサポートが重要です。
お買い上げいただいた楽器の調整、セットアップは永久無料!

※弦交換など消耗品の交換には実費がかかります。

・ESP オフィシャルクラフトマンの技

あなたの EC を『工場出荷時以上の即戦力』にする精密セットアップ

ESP オフィシャルクラフトマンでもある担当リペアマンが、お客様の希望(弦のゲージ、チューニングなど)を反映させたセットアップを無料で実施します。工場出荷時以上のコンディションで、届いたその日からステージで戦える状態でお届けします。

演奏するジャンル、ドロップチューニングなどそれぞれに合わせたセッティングでお送りします。

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次回徹底解剖!E-II EC の多彩なバリエーション

「 E-II だけでも迷わない!」
E-II EC は、EMG 、FISHMAN Fluence といったピックアップの違いや、EVERTUNE、TonePros といったブリッジの違いによって、サウンドと演奏性が大きく変わります。

次回のメルマガでは、この多岐にわたる E-II のバリエーションを徹底解剖! あなたが求める「究極のモダンサウンド」を手に入れるための具体的なモデル名まで深掘りしてご紹介します。

お楽しみに!

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E
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ESP