世界中のトップミュージシャンのトーンを担った名機！
自己紹介
広島店の山本和でーす。
ロックやアニソンを中心に、時代やジャンルを問わず“グッとくる音”を日々追い求めています。ギターサウンドにおいて最も印象を左右するのが、やはり“歪み”。この歪みひとつで、曲の表情が大きく変わります。そんな音の中核を担う一台に出会えたときの感動は、何度経験しても新鮮です。今回はその感動を共有できるようなエフェクターをご紹介します。
見た目・直感
このモデルは、まさに“見た目に語らせる”タイプ。
無骨でハードな筐体は、まるで古き良き時代の機材を思わせるヴィンテージ感を漂わせつつ、どこかギラっとした個性も放っている。その見た目から受ける印象は、ステージ上でも確実に主張する存在感。派手さと信頼感を同時に兼ね備えたビジュアルは、触れる前から「ただならぬ一台」であることを予感させます。
音の印象
肝心の音はというと、「ジャキッ」としたエッジの効いた輪郭と、滑らかに流れるトーンが共存する実に秀逸な仕上がり。
ブルースからクラシックロック、そしてアニソンのような展開の激しいジャンルまで、すべてを包み込むような柔軟性があります。アタックの鋭さと中域の粘りが共に生きているので、ギターの表現力をストレートに引き出してくれるタイプ。音作りに妥協したくない人ほど、この歪みの質感には惚れ込むはずです。
おすすめの使い方・セッティング
ブースターとして使いたいなら、ゲインを控えめ・ボリュームを高めに。アンプの歪みを押し上げる感覚があり、粒立ちの良いリフやリードを生み出せます。
また、トーン11時・ゲイン1時・レベル12時のいわゆる“万能型セッティング”では、どのジャンルにもなじみやすい立体的な音像が得られます。宅録はもちろん、ライブ環境でもすぐに使える実戦的な設定です。ひとつのセッティングに縛られないのもこのモデルの強み。
他製品との違いや向いてる人
アンプの歪みに頼るか、ペダルで完結させるか——その選択はプレイヤーのスタイル次第ですが、このモデルは“どちらにも応えられる”実力派です。
デジタル的な精密さではなく、アナログらしい有機的な反応が得られるため、プレイ中のニュアンスにこだわる方には特におすすめ。ロックやメタルの重厚な歪みはもちろん、クラシックロックやブルースのような表情のあるジャンルにも絶妙にハマります。自分の個性を音に乗せたい、そんなプレイヤーの良き相棒になるはずです。
まとめ・ひとこと
“歪み”は、まさにギターサウンドの「顔」。
その“顔”をどう作るかはプレイヤー次第ですが、このモデルはその土台をしっかり支えてくれる一本です。扱いやすく、でも表現は奥深い──そんなバランスを求めている方にこそ、ぜひ手に取ってほしい。最初の一台にも、音を極めたい最後の一台にもなり得る、実力と個性を兼ね備えた名機です。
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担当スタッフ：オオムラ
ギタークラフトマン養成学校